世間のイメージを目の当たりにするお父さんならではの悩みと解決方法を
今回はお届け致します
この記事で分かる事
- 男性が感じる育児の悩みとは
- 職場の理解を得られにくい
- パパ友が作りづらい
- 共働きを支援する制度やサービスが足らない
- 男性の育児の悩みはどうやって解決すればいいの?
- パパ同士のコミュニティやイベントに参加する
- 乳幼児健診に積極的に参加する
- 夫婦で話し合う時間を作る
「育児は母親がするもの」というイメージが強い日本では、お母さんと子供を対象としたサービスや制度・イベントが多く開催されていますが、育児をする男性を対象としたイベントなどはほとんど開催されていません。
そのため、積極的に育児をする男性の悩みは、誰にも話すことができずに心に溜めてしまいやすくなります。
では、育児をする男性はどのような悩みを抱えているのでしょうか?
今回は、育児をする男性の悩みと解決方法についてご紹介いたします。
男性が感じる育児の悩みとは
積極的に育児に関わる男性は、女性以上に育児の悩みや孤独を感じることが多い。
まだまだ「子育ては女性がするもの」というイメージが強い日本では、育児の悩みを抱える男性への支援が足りません。
ここからは、育児をする男性がどのような悩みを抱えているのか、具体的な悩みを3つご紹介いたします。
職場の理解を得られにくい
子育てに積極的に関わりたいと感じているお父さんが増えている。
こういった背景とは裏腹に、お父さんが勤める会社の理解を得られないケースが多い。
例えば、子育てを理由に早く帰ろうとすると、「仕事ができないやつ」と言われたり、出世に響くことも懸念される。
まだまだ「子育ては母親がするもの」というイメージが強い日本では、男性が育児をしたいと思っても思うようにいかないのが大きな悩みになっています。
パパ友が作りづらい
前述したように、「育児は母親がするもの」というイメージが強い日本では、お母さんと子供を対象としたイベントやサービスが各自治体で催されている。
例えば、お母さん同士が交流できる子育てイベントです。
このイベントはとても素晴らしいことですが、お父さんと子供、お父さん同士で交流できるイベントが全国的に少ないのが現状です。
お父さん同士で交流できないから、男性が感じる育児の悩みを共有できるパパ友が作りにくいと感じる男性が多いようです。
共働きを支援する制度やサービスが足らない
共働き家庭が当たり前となっている現代において、夫婦でしっかりと仕事をしたいと希望する家庭にとって、共働き家庭を支援する制度やサービスが少ないことが大きな悩みになります。
男性目線でこの悩みの代表的なものをいうと、職場の理解を得るために転職せざるを得ない、女性が時短勤務を選ばないといけないという現実的な壁を感じることが多いようです。
男性の育児の悩みはどうやって解決すればいいの?
男性の育児の悩みを解決する方法は、母親同様に「ない」というのが結論です。
これは「子育てに正解はない」という言葉があるように、子供にあわせてその場にあった解決方法を夫婦で決めるしか手段がないからです。
しかし、夫婦で子育ての方針を決めるまでに、情報を集めたり、家事や育児の分担を決めることはできます。
そこでここからは、男性が感じる育児の悩みを和らげる方法を3つご紹介いたします。
パパ同士のコミュニティやイベントに参加する
育児には、失敗や後悔がつきものです。
この失敗や後悔を心に溜めてしまうと、とても疲れてしまいます。
育児をする男性が子育ての失敗や後悔を話せる場が必要なので、パパを対象としたコミュニティやイベントに参加してみると良いかもしれません。
例えば、一般社団法人「Papa to Children(P to c)」は、子育て中の男性8人が理事を務める、父親を対象とした子育ての交流や情報交換のコミュニティの運営や、イベントの開催を行う団体があります。
また、Twitterでは専業主夫などで子育てを行う男性が投稿していることが多く、コメント欄(リプ欄)で交流することができます。
SNSを通じて育児中の男性と交流することができるので、積極的に参加してみると良いでしょう。
乳幼児健診に積極的に参加する
自治体によって実施時期が異なりますが、生後1ヶ月、3ヶ月、10ヶ月、1歳6ヶ月、3歳6ヶ月など定期的に行われる乳幼児健診に参加してみましょう。
乳幼児健診では、保健師や助産師・小児科医などプロに子育ての悩みや、子供の体のことで気になることを直接質問することができます。
育児への関わり方、妻のサポートの仕方などもアドバイスを受けることもできるので、積極的に参加してみましょう。
夫婦で話し合う時間を作る
男性の育児の悩みを解決する最も大切な方法が、夫婦で話し合う時間を作ることです。
「子育てに正解はない」と言われるように、子育ては常に疑問に満ちています。
「これでいいの?」「どうすればいいの?」「何をしてあげればいいの?」
このような悩みは、プロやパパ同士のコミュニティで相談することもできますが、一番大切なのが子供を育てているお父さんとお母さんが話し合って決めることです。
また、夫婦の家事分担や保育園などへの送迎など子育ての分担についても、夫婦で話し合うことが大切なので、こまめにゆっくり話し合える時間を作るようにしましょう。
まとめ
「お母さんは大変ね」と言われることが多いですが、積極的に育児を行うお父さんも大変です。
特に男性は「育児は母親がするもの」という世間のイメージを目の当たりにすることが多く、職場の理解を得ることができなかったり、パパ友を作るきっかけがないといった悩みを抱えています。
この男性の育児の悩みを根本的に解決する方法は、正直なところありません。
しかし悩みを和らげるためには、パパ同士のコミュニティに参加して情報を共有したり、乳幼児健診に同席してプロに育児の悩みを相談する。そして、夫婦で話し合いの時間を多く設けるようにしてみましょう。
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